2019-09-16 |
香港/企業動向/電子・IT |
|
易キン集団、テンセントなどがTOBの可能性 筆頭株主に買収提案
自動車販売サイトの運営会社、易キン集団(
02858)は13日大引け後、NY市場に上場する筆頭株主、ビットオートに対し、テンセント(
00700)と投資ファンドのHammerキャピタルが共同で買収を提案したと発表した。1株につき16米ドルでビットオートの普通株(または米国預託証券(ADR))を買い取る。取引が成立した場合、ビットオートの支配株主となるテンセントとHammerキャピタルは易キン集団の支配権を取得する。これに伴い易キン集団の全株式を対象に株式公開買付(TOB)を実施する見通し。提示価格などは未定。
ビットオートと易キン集団に出資しているJDドット・コム(JD)は、テンセントなどによるビットオートの買収を支持する意向を示している。また、TOB提示価格が1株につき2HKドルを超えないことを前提条件に、テンセントなどによる易キン集団のTOBには応じないことを承諾した。
易キン集団は9月13日から取引を一時停止したが、16日寄り付きから取引を再開する。