2019-08-22 |
中国/政策/その他 |
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中国商務部報道官「米中代表団は意思疎通を維持」
中国商務部の高峰報道官は22日に開かれた定例記者会見で、米中通商協議を巡って双方の代表団が意思疎通を維持しているとし、8月13日の電話協議後、2週間以内に再度協議を行う予定であると説明した。複数の中国メディアが同日伝えた。
高報道官は米国が9月1日に新たな対中制裁関税を発動するのを控え、「中国経済に一定程度の試練がもたらされる」とする一方、「影響は完全にコントロールできる」と指摘。また、「新たな関税措置は貿易摩擦をエスカレートさせ、双方が大阪で合意したコンセンサスに著しく背く」とし、「米国がかたくなに自らの考えを押し通すならば、中国は相応の報復措置をとらざるをえない」との考えを強調した。