中国スマートフォン大手の小米集団（01810）が18日開いた幹部会合で、雷軍会長は中国事業の3年経営戦略を説明し、目標の一つとして新型小売りの構築に50億元を追加投資すると明らかにした。会合の参加者によると、追加分は主に提携パートナーを対象とする追加報償や、新たなチャネルの開発、人材育成に投じるという。ほかに、「小米」と「Redmi」のダブルブランドとAIoT（人工知能とIoTの融合）の活用、次世代通信規格「5G」がもたらす事業機会の掌握が目標に掲げられた。中国のビジネスニュースサイト『36Kr』が同日伝えた。

　小米集団の19日終値は前日比2.19％高の9.80HKドル。