7日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.10％高の3202.98ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2294億8700万元。

　上海総合指数は序盤に節目の3200ポイントに乗せるもほどなくマイナス圏に沈み軟調に推移。金融当局がオペ（公開市場操作）を通じて3日連続で金融市場から資金吸収を行ったことが嫌気された。ただ、後半に下げ幅を縮めると前引け間際に一気にプラス圏に浮上。結局、節目水準を回復して午前の取引を終えた。セクター別では前日売られた保険が買い戻されたほか、鉄鋼、証券の一角が高い。一方、銀行が総じて売られたほか、前日の原油下落を受け石油もさえない。

　上海B株指数は0.28％高の349.63ポイント、深センB株指数は0.29％高の1160.16ポイントとともに上昇した。

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