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指数: 15分ディレイ
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27日前場の香港株式市場でハンセン指数は3営業日ぶり反発。前場終値は前日比1.10%高の23574.49ポイントだった。H株指数は1.25%高の9749.65ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で340億9500万HKドル。
ハンセン指数は小高く寄り付いた後、上げ幅を広げた。日本時間午前10時から行われた第1回目の米大統領候補討論会(ディベート)で、政策不透明感の強い共和党トランプ候補が劣勢だったとの見方が広がったことが投資家心理の改善につながった。中国国家統計局が発表した1−8月工業企業(年間売上高2000万元以上の企業)の税引き前利益が8.4%増となり、伸び率が1−7月から1.5ポイント加速したことも買い安心感を誘った。 個別銘柄では、連日の自社株買いが好感されHSBC(00005)が買われたほか、IT大手のテンセント(00700)も値を上げ、相場をけん引した。中国建設銀行(00939)、中国人寿保険(02628)など本土系金融株も総じて堅調。石油輸出国機構(OPEC)が26−28日に開く非公式会合で生産調整が決まるとの期待を背景に石油のシノペック(00386)、ペトロチャイナ(00857)も買われた。半面、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(02319)が安い。ワーフ(00004)、中国中信(00267)なども売られた。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.15%安の2975.92ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1854億3200万元。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、前日終値を挟んだ狭いレンジでのもみ合いに終始した。週末から始まる国慶節大型連休を前に、手控えムードが広がっている。流動性引き締めへの警戒感も重荷。中国人民銀行(中央銀行)が前日に続き、きょう27日も公開市場操作を通じ純額ベースで金融システムから1000億元を吸収したと伝わった。午前中に発表された1−8月の工業企業利益は前年同期比8.4%増と、伸び率が1−7月から1.5ポイント加速したほか、8月単月では前年同月を19.5%上回る大幅な伸びとなったが、相場への影響は限定的だった。セクター別では、電力、石油、建設・プラント、石炭が安い。半面、不動産、証券、銀行の一角が買われている。 上海B株指数は0.03%高の348.21ポイント、深センB株指数は0.14%安の1176.73ポイントだった。 |
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