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指数: 15分ディレイ
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29日前場の香港株式市場でハンセン指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.71%高の20316.57ポイントだった。H株指数は0.37%安の8504.85ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で349億600万HKドル。
ハンセン指数は前日の欧米株高の流れを引き継いで小高くスタート。世界の金融市場が落ち着きを取り戻したことで、英国の欧州連合(EU)離脱ショックから急落していた国際金融株や香港不動産株を中心に幅広いセクターに買いが波及した。ただ、世界経済や中国景気の不透明感は根強い。一時は上昇率が1%を超えたものの、10日移動平均(28日終値時点で20417.69ポイント)が上値抵抗線として意識されたこともあって、上値は伸び悩んだ。 個別では時価総額が大きいチャイナ・モバイル(00941)、HSBC(00005)が相場の上昇を主導。香港系不動産デベロッパーの長江実業地産(01113)、新鴻基地産(00016)、恒隆地産(00101)の上昇が目立つ。香港地場銀行の東亜銀行(00023)は大幅に反発。台湾系食品メーカーの康師傅控股(00322)が続伸した。半面、中国の衛生用品大手、恒安国際集団(01044)が反落して逆行安を演じている。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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29日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.48%高の2926.46ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3884億8100万元。
上海総合指数は続伸スタート後、プラス圏で推移した。中国人民銀行(中央銀行)による公開市場操作を通じた資金供給が投資家心理の支えとなったほか、寄り付き前に発表された人民元相場の中間レートが前日比0.308%の元高/ドル安水準となり、元安に歯止めがかかったことも買い安心感を誘った。セクター別では、四川省で第13次5カ年計画(2016−20年)期間中に2000億元規模の鉄道インフラ投資が予定されていると伝わったことを受け、鉄道インフラ関連の上げが目立つ。エネルギー資源も高い。一方、食品、通信が売られている。 上海B株指数は0.30%高の346.69ポイント、深センB株指数は0.23%高の1093.34ポイントだった。 |
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