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2018-03-28 香港/企業動向/自動車・二輪
BYD、18年1−3月期決算は75−92%減益見通し
 中国の自動車・電池メーカー、BYD(01211/002594)は27日大引け後、2018年1−3月期決算の純利益が前年同期比75.24−91.75%減の5000万−1億5000万元に落ち込む見通しを発表した。前年同期の純利益は6億580万元だった。

 同社は、2018年1−3月期に新エネルギー車販売が急増するものの、補助金の削減に伴い電気バスなどの利幅が縮小し、全体の利益率を圧迫すると予想。ガソリンなど従来型燃料で走る自動車についても、販売台数が増える半面、市場競争の激化により利幅が下押しされると見込む。

 携帯電話部品・組み立て部門では、引き続き世界的スマートフォン大手の旗艦モデル向け金属部材の主要サプライヤーの地位維持を目指す。ガラスやセラミックの部材も伸び、同部門の成長を支える見通し。一方、太陽電池部門については、赤字の縮小に向け、市場シェア拡大とコスト抑制に力を入れる方針を示した。

 同時に発表した2017年12月本決算は、純利益が前年比19.5%減の40億6600万元となり、2月26日に発表していた速報値(中国会計基準)の40億5700万元から小幅に上振れた。売上高は2.4%増の1026億5100万元。期末配当は1株当たり0.141元(前年は0.178元)を予定。
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