2024-05-21 |
香港/投資判断/自動車・二輪 |
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理想汽車の目標株価引き下げ、1−3月期業績は予想下振れ=BofAS
BofAセキュリティーズ(BofAS)は最新リポートで、新興の新エネルギー車メーカー、理想汽車(
02015)の2024年1−3月期の業績が市場予想から大きく下振れしたとして、2024−26年の販売台数と利益予想を下方修正し、目標株価を160HKドルから140HKドルに引き下げた。ただ、今後投入する新型車に期待が持てる上、粗利益率が適切に管理され、フリーキャッシュフローが力強いと評価し、投資判断は「買い」を維持した。『信報』が21日伝えた。
理想汽車が20日発表した1−3月期決算で、非GAAPベース純利益は12億7300万元と前年同期比9.7%減少。粗利益率は0.2ポイント上昇して20.6%となり、BofASの予想を上回った。半面、売上高に対する営業支出の比率は6.7ポイント高い20.6%に達し、営業レバレッジの悪化を示した。
理想汽車の株価は日本時間午後3時24分現在、前日比18.87%安の81.05HKドルで推移している。