2024-04-30 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け: 5日ぶり反落、方向感乏しい 利益確定売りが重荷
30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.12%安の3109.26ポイントだった。深セン成分指数は0.63%安の9612.93ポイントと5営業日ぶりに反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6938億8100万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付き、前日終値を挟んで一進一退の方向感に乏しい展開。中国国家統計局が発表した4月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回り、好感した買いが序盤に指数を押し上げる場面があった。ただ、前日終値は昨年9月25日以来およそ7カ月ぶりの高値を付けただけに、利益確定売りが相場の重荷だった。あすからのメーデー連休を前に持ち高を調整する動きもあったもよう。
セクター別では、観光、航空・宇宙、太陽光発電設備、自動車が売られる半面、家電、医薬品、銀行、酒造が買われた。
上海B株指数は0.04%高の256.95ポイントと5営業日続伸。深センB株指数は0.19%安の1104.95ポイントと5営業日ぶりに反落した。