週明け29日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は6営業日続伸。前場終値は前営業日比1.29%高の17878.13ポイントだった。中国企業指数は0.90%高の6326.49ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で967億5000万HKドル。
ハンセン指数は前週末の米株高の流れを引き継ぎ、買いが先行。中国本土市場で不動産株や保険株が大幅に上昇し、香港市場でも同セクターの買いが膨らんで指数を押し上げた。およそ5カ月ぶりに心理的節目の18000ポイントを上抜ける場面があった。
個別では、不動産株の碧桂園服務(
06098)、龍湖集団(
00960)、中国海外発展(
00688)、保険株のAIAグループ(
01299)と中国人寿保険(
02628)がそろって大幅続伸。医薬品関連の薬明生物技術(
02269)、京東健康(
06618)、阿里健康(
00241)、香港コングロマリットの新世界発展(
00017)も高い。一方、朝方に2024年1−3月期決算を発表した国薬控股(
01099)が安い。オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(
09961)、生活アプリ運営の美団(
03690)は反落した。