世界有数の総合金融グループ、HSBC(
00005)のマーク・タッカー会長はこのほど、資産管理や有価証券などの保管、ファンド管理など、HSBCがドイツで展開する複数の事業部門の売却を検討していると一部メディアが伝えたことについて、憶測に過ぎないとし、報道を否定した。『香港01』が3日伝えた。
タッカー会長はまた、一部株主がHSBCの株価パフォーマンスが低迷しており、香港業務の分離上場の可能性に言及したことについて、昨年の株主総会でアジア事業をスピンオフする提案は否決されているとし、分離上場はあり得ないとした。
HSBCの3日終値は前日比0.81%安の61.40HKドル。