2024-03-20 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:高寄り後に下げ、FOMC前に持ち高整理
20日の香港市場でハンセン指数は反発して寄り付いた直後、下げに転じた。米長期金利の低下を背景に前日のNY株式相場が上昇したことが好感されたものの、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が香港時間きょう夜に発表され、その後にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が記者会見を開くとあって、持ち高を整理する売りが優勢となっている。
指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.45%安の16455.75ポイントで推移。個別では、大型株の美団(
03690)、AIAグループ(
01299)が売られて相場の重荷となっている。ビール大手の華潤ビール(
00291)、火鍋チェーンの海底撈国際(
06862)が安い。半面、前日に大きく下げた新エネルギー車の理想汽車(
02015)が反発。同業のBYD(
01211)、通信株のチャイナ・ユニコム(
00762)も買われている。