2024-03-19 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反落、証券株・建設株に売り
19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.39%安の3073.03ポイントだった。深セン成分指数は0.24%安の9729.40ポイントと3営業日ぶりに反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6933億5700万元だった。
上海総合指数は安くスタート。小高くなる場面が一時あったものの、再び下げに転じて前場の安値圏で引けた。前日終値は昨年10月13日以来およそ5カ月ぶり高値だっただけに、いったん利益を確定する売りに押された。米連邦準備理事会(FRB)が19−20日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)後に公表する政策金利見通しやパウエルFRB議長の記者会見を前に、模様眺めムードも広がった。
セクター別では、証券や医療サービス、医薬品販売、建機、建設が売られる半面、石炭、石油、農林水産、鉄鋼が買われた。
上海B株指数は0.14%安の262.23ポイントと続落。深センB株指数は0.14%高の1085.97ポイントと続伸した。