8日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が7日に米上院で行った議会証言を手掛かりに、FRBが今年半ばにも利下げを開始するとの見方が広がった。同日の米長期金利の低下も好感され、幅広いセクターで買いが先行している。
指数は日本時間午前10時35分現在、前日比0.99%高の16391.02ポイントで推移している。個別では、食品・飲料株の万洲国際(
00288)と中国蒙牛乳業(
02319)が高い。太陽光パネル用ガラスの信義光能(
00968)は大幅に続伸。前日急落した無錫薬明康徳新薬開発(
02359)が買われている。半面、前日高かった中国ネット通販大手のJDドットコム(
09618)が下落している。