野村インターナショナルは最新リポートで、中国の自動車・電池メーカー、BYD(
01211)の投資判断を「買い」に維持した一方、目標株価を276HKドルに引き下げた。2024−25年のEPS予想も下方修正している。『AAストックス』が29日伝えた。
野村は、中国の自動車市場は電動化への過渡期にあり、普及率の伸びは鈍化し、24年は競争がさらに激化すると予想。BYDの最新の値下げ動向や市場環境を考慮し、BYDの2024−25年の出荷台数予想を3−5%、2023−25年の売上高予想を4−9%それぞれ引き下げた。2024−25年の粗利益率予想についてもそれぞれ0.6ポイント、0.9ポイント引き下げている。
BYDの株価は日本時間午後4時11分現在、前日比0.88%高の194.60HKドルで推移している。