28日の香港市場でハンセン指数は続伸して寄り付いた直後、下げに転じた。前日終値は昨年12月29日以来およそ2カ月ぶりの高値だっただけに、いったん利益を確定する売りが相場の重荷となっている。
指数は日本時間午前10時38分現在、前日比0.31%安の16739.31ポイントで推移している。個別では、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(
09961)、スポーツ用品の李寧(
02331)と安踏体育用品(
02020)が大幅安。不動産株の碧桂園服務(
06098)と龍湖集団(
00960)も売られている。一方、オンラインゲームのネットイース(
09999)、電気自動車の理想汽車(
02015)、製薬の翰森製薬(
03692)が高い。