2019-07-17 |
中国/政策/その他 |
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米中貿易協議は「長い道のり」=トランプ米大統領
トランプ米大統領は16日の閣僚会議で、中国との貿易協議は「長い道のり」との認識を示し、中国製品に対する制裁関税について「我々が望めば、さらに3250億米ドル分に課税できる」と語った。
トランプ氏は、中国が米国から農産品を買うことになっていると改めて強調し、実現していないことに不満を表明。中国が自国農家に産品買い上げの形で160億米ドルを支給しているが、米国は相当分を関税により取り立てていると主張した。
米国と中国は6月末に大阪で開いた首脳会談で貿易協議の再開を決め、米国は予定していた追加関税を当面棚上げすると表明した。トランプ氏は首脳会談で中国の習近平国家主席が大量の米農産品の購入を約束したと主張している。トランプ氏は閣僚会議で、習氏は金利調整も含めてあらゆる権限を持つ「ワンマン」だと評した。