中国ハイテクニュースサイト『騰訊科技』は15日、アリババ・グループ(BABA)や小米集団(
01810)などが中国の半導体設計会社の恒玄科技(上海)有限公司(Bestechnic)に出資したことが分かったと報じた。企業情報サイト「天眼査」に掲載される恒玄科技の商工登録データが12日に更新され、アリババ傘下の阿里巴巴(中国)網絡技術有限公司、小米集団傘下の投資ファンドである湖北小米長江産業基金合夥企業(有限合夥)を含む7者が新たな株主として開示された。また、恒玄科技は登録資本金を従来の1000万元から1083万3300元に拡大した。
恒玄科技は2015年6月の設立で、SoC(システム・オン・チップ)の開発を手掛ける。主要製品はWifi/Bluetooth無線接続用のオーディオSoCで、移動端末やスマートハードウエア、コンシューマーエレクトロニクス機器に搭載される。