2019-05-21 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反発、節目の2900ポイント回復 金融株買われる
21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反発。前場終値は前日比1.52%高の2914.22ポイントだった。深セン成分指数も2.14%高の9107.20ポイントと続落した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2979億2600万元。
上海総合指数は安く寄り付いたものの、すぐに切り返すと上げ幅を広げる展開となった。金融などの主力銘柄を中心に値ごろ感からの買いが入った。前場半ばには心理的節目の2900ポイントを上抜くと、その後も上げ足を早め、結局、午前の高値圏で終えた。セクター別では銀行、保険、証券など金融関連が軒並み高になったのをはじめ、全てのセクターで買いが優勢となった。
上海B株指数は01.14%高の292.91ポイント、深センB株指数は1.28%高の947.46ポイントだった。