2019-04-23 |
中国/業界動向/証券 |
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日中証券関係者が「資本市場フォーラム」を開催=上海証券取引所
上海証券取引所は22日、深セン証券取引所、中国証券業協会、中国証券投資基金業協会、日本取引所グループ、日本証券業協会、日本投資信託協会と上海で「資本市場フォーラム」を共同開催したことを明らかにした。
同フォーラムは日本と中国の資本市場における交流や協力推進を目的に初めて開催。両国の関係者250人が参加し、イノベーション、資本市場の役割、上場投資信託(ETF)の相互上場・取引、証券業のイノベーションと機会、両国のファンド運用・管理の体制などについて意見交換を行った。
また、フォーラムの開催に合わせ、日本取引所グループと上海証券取引所は日中ETFの相互上場・取引に関する合意書に調印。両国のファンド会社が現行の「適格国内機関投資家(QDII)」や「適格海外機関投資家(QFII)」のメカニズムを通じて国外ファンドを設立し、互いの株式市場における代表的なETF商品に投資する。
上海証取はETFの相互上場を推進し、日中両国の資本市場における協力の潜在力をさらに刺激し、中国資本市場の双方向的な開放や上海国際金融センターの建設プロセスを加速させるとしている。