クレディ・スイスは最新リポートで、サンズ・チャイナ(
01928)の目標株価を46HKドルから48.8HKドルに引き上げた。2019年1−3月期業績を踏まえ、EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)予想を上方修正したことを織り込んだ。投資判断は「中立」に据え置いた。『AAストックス』が18日伝えた。
クレディ・スイスは、サンズ・チャイナの1−3月期調整済みEBITDAが前年同期比9%増の8億5800万米ドルに上り、予想の8億1700万米ドルを上回ったとの見方を示した。VIP部門の勝率が高かったことや、一般向け部門が好調だったこと、粗利益率の改善が寄与したと分析した。
また、VIP部門と一般向け部門がともにシェアを伸ばしたと指摘した。カジノ収入はVIP部門が4%減、一般向けが7%増となり、業界平均の同11%減、7%増を上回る結果になったと評価した。