自撮りスマホとアプリの開発会社、美図(
01357)は18日大引け後、同日に開催された臨時株主総会で、カナダのゲーム開発会社、デジタル・エクストリームスの権益取得に関する決議案が反対率74%で否決されたことを明らかにした。
デジタル・エクストリームスは人気ゲーム「Warframe(ウォーフレーム)」を開発・運営する。美図は今年2月、デジタル・エクストリームスの権益97%を保有する楽遊科技(
01089)の全額出資子会社の株式31%を買収すると発表。対価は26億8700万HKドルに上り、美図が新株を割り当てる方式で支払うとしていた。
19日付の『信報』によると、美図の幹部は、株主の決定を尊重し、当分の間は同案件を進めないとする一方、反対された理由については「分からない」とコメント。今後、別の買収案件を進めていく可能性を示唆した。
美図の19日終値は前日比2.90%安の3.35HKドル。