CLSAアジア・パシフィック・マーケッツは最新リポートで、スマホ部品メーカー、舜宇光学科技(
02382)の投資判断を「買い」から「アウトパフォーム」にダウングレードするとともに、目標株価を117.19HKドルから111.7HKドルに引き下げた。『AAストックス』が21日伝えた。
舜宇光学科技がこのほど発表した2018年12月本決算は売上高が前年比15.9%増の259億3200万元、純利益が同14.2%減の24億9100万元。CLSAは18年下期の営業利益が同社の予想を下回ったとし、主因としてレンズモジュールの粗利益率が低下したことを挙げた。
CLSAは舜宇光学科技が19年にトリプルレンズの生産が増えるに伴い、粗利益率が上昇すると予測していることに言及。主力3事業の需要増に対応し、資本支出が30億元程度に拡大するとの展望も示した。一方、CLSAは舜宇光学科技の19−20年の予想売上高をそれぞれ2.5%、4.7%下方修正した。
舜宇光学科技の株価は日本時間午後4時38分現在、前日比3.14%安の92.60HKドルで推移している。