2019-03-20 |
香港/企業動向/電子・IT |
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テンセント、大手ドラッグストア「ワトソンズ」の株式取得を検討か
中国IT大手のテンセント(
00700)が長江和記実業(
00001)傘下の大手ドラッグストア「ワトソンズ(屈臣氏)」の株式取得を検討しているようだ。外電を引用して『信報』が20日伝えた。
報道によると、「ワトソンズ」の株式25%を保有しているシンガポール政府系の投資会社、テマセク・ホールディングスが同株式の10%を売却し、30億米ドル程度の資金調達を検討。テンセントはファンドなどと組んで、「ワトソンズ」株の取得競争に参加する可能性があるという。同案件を巡っては中国ネット通販最大手のアリババ・グループ(BABA)も関心を示しているもよう。消息筋によると、現時点で正式な決定事項はなく、条件が折り合わない場合は、テマセク側が案件を保留することもある。