2018-10-19 |
中国/業界動向/不動産 |
|
18年9月の中国不動産景気指数は101.99、8月から0.01ポイント上昇
国家統計局が19日発表した統計によると、不動産市場の景気動向を示す不動産景気指数は2018年9月に101.99となり、8月から0.01ポイント上昇した。不動産景気指数は、2012年を基準(=100)に、95−105なら「適切な水準」、95以下なら「低い水準」、105以上なら「高い水準」を示す。
一方、2018年1−9月の不動産開発投資額は8兆8665億元となった。前年同期に比べ名目ベースで9.9%増加し、伸び率は1−8月から0.2ポイント減速した。うち、住宅開発投資は前年同期比14.0%増の6兆2806億元となり、伸び率は1−8月から0.1ポイント減速。不動産開発企業が新規に着工した物件の面積は16.4%増の15億2583万平方メートルで、うち住宅は19.4%増の11億2411万平方メートルだった。不動産開発企業が新たに取得した土地の面積は15.7%増の1億9366万平方メートル。
このほか、1−9月の新築分譲住宅の販売額は15.6%増の8兆8364億元だった。住宅にオフィスや商業物件を合わせた物件販売総額は13.3%増の10兆4132億元。また新築分譲住宅の販売面積は3.3%増の10億3479万平方メートル。オフィスや物件を加えた物件販売総面積は2.9%増の11億9313万平方メートルだった。