2018-07-10 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり小反落、前日終値挟んでもみ合い 節目の2800ポイント守る
10日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに小幅反落。前場終値は前日比0.05%安の2813.71ポイントだった。深セン成分指数も0.11%高の9170.69ポイントと3営業日続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1937億5900万元。
上海総合指数は前日終値を挟んでもみ合い、方向感に欠ける展開となった。前日に10日ぶりに節目の2800ポイントを回復した後で、序盤は利益確定売りに押された。中盤に切り返す場面が見られたが勢いは弱く、前引けにかけて再びマイナス圏に沈んだ。ただ節目の2800ポイントは守った。セクター別では、前日の上げを主導した銀行、保険がともに売られ相場の重しになった。一方、空運、セメント、非鉄金属などが買われた。
上海B株指数は変わらずの291.02ポイント。深センB株指数は0.40%安の1055.07ポイントだった。