野村インターナショナルは23日付リポートで、ササ・インターナショナル(
00178)が同日前引け後に発表した2017年9月中間決算がおおむね予想と一致したとして、投資判断を「中立」、目標株価を3.00HKドルに据え置いた。ただ、特別配当の提案がなかったことに失望しており、配当比率は前年同期の152%から95%へ低下したと指摘した。『AAストックス』が同日伝えた。
ササ・インターナショナルの2017年9月中間決算の純利益は前年同期比14.5%増の1億1000万HKドル。野村が予想する17年12月期増益率の27%とほぼ整合する水準だった。9月中間決算の売上高は1.6%増の36億6000万HKドルとなり、野村の予想と一致した。粗利益率は前年同期の41.8%から42.4%に改善した。
ササ・インターナショナルの株価は日本時間午後4時51分現在、前日比2.12%高の2.89HKドルで推移している。