中国銀行(
03988/
601988)はテンセント(
00700)と戦略提携を結んだと発表した。また、中国銀行の香港子会社である中銀香港(
02388)はテンセント傘下の騰訊科技(深セン)有限公司と提携した。ITと金融が融合するフィンテックでの協力を一段と発展させる。フィンテックを巡っては、3−4月に中国建設銀行(
00939/
601939)とアリババ・グループ(BABA)、中国農業銀行(
01288/
601288)と百度(BIDU)、中国工商銀行(
01398)とJDドットコム(JD)がそれぞれ提携している。中国4大商業銀行と中国IT大手の連携が出そろったことで、中国のフィンテック開発競争は新段階に入る見通しだ。『中国証券網』が25日伝えた。
中国銀行とテンセント(
00700)は6月、フィンテックの共同実験施設を設立したと発表。クラウドコンピューティングやビッグデータ、ブロックチェーン、人工知能(AI)などの分野で共同開発を手掛けるとしていた。