2017-09-25 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続落スタート、地政学リスクの高まり警戒
週明け25日の香港株式市場でハンセン指数は続落して始まった。東アジアの地政学リスクの高まりを警戒する売りが幅広いセクターで先行している。北朝鮮の最高人民会議外交委員会が24日、世界各国の国会に向け、「トランプ米大統領の妄言により朝鮮半島に核戦争の危険が刻一刻と迫っている」と述べたと伝わった。中国本土相場が安く寄り付いたことも、投資家心理を悪化させた。
ハンセン指数は午前10時40分現在、前営業日比0.95%安の27615.33ポイントで推移している。個別では、中国政府系不動産デベロッパーの華潤置地(
01109)と中国海外発展(
00688)が大幅安。アップル関連銘柄の瑞声科技(
02018)、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)も大きく売られている。一方、電力株の華潤電力控股(
00836)が逆行高。