2017-03-21 |
中国/マーケット/証券 |
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★本土前引け:続伸、石炭株やインフラ建設株が続伸しけん引
21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸した。前場終値は前日比0.22%高の3258.12ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2767億9600万元。
上海総合指数は積極的な買い材料に乏しい中、前日終値を挟んでもみ合う展開となった。ただ、後半に買いの勢いが強まり、結局、前場の高値圏で終えている。セクター別では、石炭やインフラ建設が続伸し相場の上昇をけん引。石油もしっかり。一方、業界団体が生産能力解消に向けた政策の不透明感を指摘したセメントが売られている。このほか、銀行、保険、証券など金融関連が軟調で相場の足かせになっている。
上海B株指数は0.33%高の350.92ポイント、深センB株指数は0.62%高の1155.03ポイントだった。