21日の香港市場で、ハンセン指数は続伸で寄り付いた後、プラス圏で小動き。香港市場への本土マネーの流入が加速しているとの思惑が地合いを支えている。ただ、前日終値が2015年8月10日以来約1年7カ月ぶりの高値を付けただけに、利益確定売りも出やすい状況。指数は日本時間午前10時43分現在、前日比0.26%高の24565.08ポイントで推移。個別では、アジア生保のAIAグループ(
01299)、石油メジャーのシノペック(
00386)、通信キャリア大手のチャイナ・モバイル(
00941)が買われ、指数を押し上げた。半面、前日に高かった石炭の中国神華能源(
01088)が安い。IT大手のテンセント(
00700)も反落し、相場の重荷となっている。