2017-03-16 |
香港/投資判断/通信 |
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チャイナ・ユニコムの目標株価引き上げ=大和
大和証券キャピタル・マーケッツは最新リポートで、チャイナ・ユニコム(
00762)の投資判断を「買い」に維持した上で、目標株価を11.9HKドルから12.5HKドルに引き上げた。2017年の設備投資額が450億元とみられ、当初予想の750億元から大きく下振れたと指摘。これが株価の支援材料になるとして、同社の中核事業である通信事業のバリュエーションを引き上げた。『AAストックス』が16日伝えた。
大和は、チャイナ・ユニコムの2016年10−12月期の業績不振は、同社がすでに見通しを発表していたことから、市場は織り込み済みと指摘。ただ、同四半期のサービス収入の伸びが大和の予想4.9%増を下回ったことや無配当だったことが市場を失望させたとした。
チャイナ・ユニコムの株価は日本時間午後4時23分現在、前日比5.44%高の10.08HKドルで推移している。