マッコーリーは最新リポートで、台湾系の飲料・即席麺大手、統一企業中国(
00220)の目標株価を9.1HKドルから8.6HKドルに引き下げた。飲料部門の伸びが減速しているとして、2016−17年の利益予想を6%下方修正したことを織り込んだ。目標株価は予想PERが25倍の水準。投資判断は「アウトパフォーム」に据え置いている。『AAストックス』が25日伝えた。
飲料部門の2016年の予想増収率を5%から2.4%に下方修正。上半期の業績が予想に届かなかったとの見方を示した。ただ、構造的な問題を抱えているのではなく、天候不順やこのところの豪雨などが影響したと分析。一方、即席麺部門については、高価格帯製品の売れ行きが好調だったため、業績は予想を上回る可能性があると期待を示した。
統一企業中国の株価は日本時間午後3時49分現在、前日比0.67%安の6.04HKドルで推移している。