首創置業 [上場廃止]
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首創置業股フン有限公司 ベイジン・キャピタルランド
Beijing Capital Land Ltd.
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2013-11-12 |
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取引再開の首創置業が軟調、鉅大国際買収を発表
首創置業(
02868)は12日朝方、福建省の化学メーカー鉅大国際(
01329)を傘下に収める計画を明かにした。鉅大国際の蔡念慈・会長が保有する鉅大国際の株式1億5000万株(発行済み株式の75.0%)のうち1億3200万株(同66.0%)を首創置業と同社親会社の北京首都創業集団有限公司が全て買い取る。買収額は3億5100万HKドル。1株当たり買収価格は2.66HKドルで、6日(鉅大国際が株式取引を停止した前日)終値に対し46.4%ディスカウントに相当する水準。取引完了後、首創置業と北京首都創業集団はそれぞれ鉅大国際株式の56.1%、9.9%を保有する。なお、蔡会長の残り持ち株9.0%についても、首創置業は1株当たり2.66HKで買い取るオプションを持つ。
鉅大国際は12日の午前9時に取引を再開。同社株価は急落し、下げ幅は一時30%を超えた。首創置業も軟調に推移している。
首創置業と北京首都創業集団は、鉅大国際の株式66%を取得後、上場会社規則に従い浮動株株主の持ち株を現金で買い取る株式公開買い付け(TOB)の義務を負う。買い付け価格は2.66HKドルに設定した。ただ、首創置業は鉅大国際の上場を維持する方針を示した。また、将来は鉅大国際の現有事業を縮小または売却し、不動産開発・投資に事業転換させる考えを明らかにした。
首創置業は8日に株式取引を停止していたが、12日の現地時間午前9時に取引を再開した。株価は日本時間午後0時6分現在、取引停止前日の7日の終値比1.08%安の2.74HKドルで推移している。
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